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SOAS「Art and Creativity」サマースクール

Key information

Date
to
Venue
SOAS University of London
Event type
Event highlights

About this event

皆さんは、より豊かな人生を送るために、人生のスキルアップをしたいと思ったことはありませんか?

「デジタル時代」や「スマホ時代」の現在、創造性やクリティカル・シンキングを高めることがますます重要になってきています。私たちだけではなく、これからの時代を担う若者や子どもたちにも当てはまるでしょう。

創造性やクリティカル・シンキングなどのスキルを鍛えることは、人生の質を向上させるための成功の鍵となります。アートはそのための欠かせないツールであり、アートを通し感性を磨き、可能性を広げることができます。

絵画の背後にある歴史的・文化的コンセプトを学び、絵画と対話することにより、幅広い知識を身につけ、新たな観点を見出すことにより、感性や創造性をも養うことができるのです。

この度、ダリの日本最大のコレクションを誇る諸橋近代美術館とロンドン大学SOASがタイアップし、「Art and Creativity」サマースクールを開催することになりました。このコースは、アートを通し人々の隠れた可能性を刺激し、解き放つことにより、人生のスキルアップを図り、今後の人生をより豊かにすることを趣旨としています。

ロンドン大学SOASの現役講師が、日本語で講義とゼミを行います。これはイギリスでは初めての試みになります。コースを修了された方にはロンドン大学SOASの修了書が授与されます。

サマーコースの詳細は下記の通りになります。

日程:2024年8月26日 (月) 〜30日 (金) 
時間:11:00〜13:00 & 14:00〜16:00 合計20時間(日によって一部変更あり)
授業料:£1,000 (early bird:7月末まで £900) 
申し込み方法:こちらの申し込み用紙から 
支払い方法:指定銀行口座へお振り込みください

コース概要(暫定)

  • ジャポニズムとは何か
  • シュルレアリスム:なぜ時計が歪んでいるのか
  • 銅像:なぜ裸なのか
  • モノと変身
  • 自画像と内省

講義:歴史的・文化的背景・絵画対話
ゼミ:講義や美術鑑賞から学んだものを自分の人生にリンクさせるワークショップ
ロンドン市内の美術館巡り
プロの指導によるライフ・ドローイング(スケッチイング)
著名コンテポラリー・アーティストによる特別公演 など 

講師紹介

ファビオ・ギギ Fabio Gygi: Senior Lecturer in Anthropology with reference to Japan 

博士(文化人類学)。ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院(SOAS)の日本研究センター (JRC) 長。専門は現代日本の文化人類学と物質文化で、特に人とモノの関係性に関心を持つ。「ゴミ屋敷」現象、「片付けられない女」、および「断捨離」について執筆している。「日本社会と文化」、「社会理論」、および「AIとメディア」などの授業で「アート的アプローチ」を使用し、アートと美学を通じて現代社会に潜む要素を可視化している。

鈴木里奈 Satona Suzuki: Lecturer in Japanese and Modern Japanese History

博士(歴史学)。1988年よりイギリス在住。ロンドン大学SOASで歴史学を学び、学位・博士号取得後SOASで教鞭を取っている。専門は、近代化・帝国主義・軍国主義を中心とした近代日本史と近代日本思想史。19世紀後半の浮世絵や20世紀前半のポストカードやプロパガンダ・ポスターなども研究対象とし、それに基づいた第一次資料分析を授業に取り入れている。また、日本学を学ぶ学生を対象に、政治社会問題をテーマに上級日本語も教えている。

ゲスト講師

川上昌直 Masanao Kawakami

ロンドン大学SOAS 特別招聘教授/公益財団法人諸橋近代美術館 理事

博士(経営学)。専門はビジネスモデル。実際の企業のプロジェクトに関与して「臨床」までを行う実践派の経営学者。著書に『ビジネスモデル思考法』(ダイヤモンド社)、『収益多様化の戦略』(東洋経済新報社)など多数。現在は美術館の運営にも携わりながら、アート鑑賞がもたらすビジネスへのインパクトや、個人のライフスタイルのアップデートについての研究を展開している。

ご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。

本サマースクールは、ゼビオ・ホールディングスのサポートにより実現しました。

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

Header image credit: James R Whitehouse